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千の備えで一使えれば上等(浦原喜助)
2025年8月27日出典「BLEACH」73巻
合同会社イークルの代表・入江です。漫画が好きです。
営業職の難しさの一つは「顧客によって様々な考え方や価値観があること」だと思っています。
とある方にとっての常識が別の方にとっては非常識行為だったりするため、風雲たけし城の二択パネルばりに正解どっちだと苦悩することもあります。
しかし「色んな先生がいること」は、貴金属リサイクルの営業マンにとっての救いでもあります。
何人もの後進と接する中で「あの先生は難攻不落だったけど、心の鍵穴を開けられる人はこういうタイプだったのか」と何度も見てきました。色んな営業マンがいて、色んな良さがあり、それがそれぞれ別の先生に気に入ってもらえるといった具合です。
これを言うだけで仕事がもらえるといったキラートークや、これをやるだけでといった必勝パターンもありませんが、一方で絶対に役に立たないと言い切れる努力も無いものであると感じております。
「いつかこの努力がたった一人の先生の心に刺さるかもしれない」と考えて準備していることが、入江には多数あり、その一つがまさかの一発芸だったりします。きっかけは、今の仕事に転職した直後(2018)にお話した、とある先生の一言でした。
その先生が言うには
・自分もフォトスタジオの営業としてバイトで働いた経験がある
・訪問先で「一発芸の一つもできないとダメだよ」と言われた
・それから一発芸を練習・習得。訪問時に披露してバカ受けし、仕事をもらえた
とのこと。
なるほどなるほど、これは入江もそうせよと言うことですよね。わかっております。
以後、自宅でモノマネ(となりのトトロに出てくる大家のおばあちゃん)を練習し、満を持して訪問しましたが、以後2回とも先生ご多忙につき会えず、そして研修期間も終わってエリア変更となってしまいました。
余談ですが、その一ヶ月後にグループ本部のセレモニーがありました。新入社員として挨拶をする際、一発カマしてやろうと考えた入江はその壇上で温めていたモノマネを無許可で実行し、ホールは鍾乳洞ぐらいに静まり返りました。今になって考えると、あの時点で入江は異分子でしたね。もちろんあちらが常識人サイドという意味でです。
最近はCreepy Nutsのオトノケをそらで熱唱しながら、一番を唄い終わるまでの間にルービックキューブを6面合わせる芸を一日一回練習しています。果たして、役に立つ日が来るのでしょうか。
また、Ciモールでこんなものも1セットだけ買ってみました。
安価な使い捨て石膏トラップです。
トラップ部分が簡易すぎて機能的にはどうなのかという気持ちもありますが、石膏トラップから水漏れしてる!などといった緊急時に、とりあえずの急場しのぎで持っていく分にはいいのではないかと。「あと何年するかわからんな〜」とおっしゃるような状況の先生だと、7万円ぐらいする本格的な石膏トラップは買いたくないかもしれませんし、きっといつかどこかで役に立つはず…。そういう状況あったら連絡くださいと先生方に言ってまわっておこうかと思っています。
こんなことを考えられるのも、稼働直後から早速お仕事をくださった先生方のお陰様です。ありがたいことに稼働開始の一週間で売上が¥1,700万円強ありました。
お支払いについても大半の先生からご好評をいただき、入江はやる気がみなぎっております。いつも本当にありがとうございます。